大和工房にて今回発表される新ライン・・・
“シルバー（スターリングシルバー）スタッズ”です！
長年大和工房にて温められてきた極上の作品の新たなラインとなります！
現在スタッズはかなりファッションテイスト溢れるモノとなってきておりますが、
スタッズベルトの歴史は意外と古く1930年代以前に
アメリカ西部・南部で、ネイティブアメリカやカウボーイが
リフレクター(反射板)として、レザーベルトに石や貴金属を付けたことが始まりなのです。
昔のバイクにもスタッズが装着されているのもその為です。
当時は、完全オーダーメイドでスタッズベルトを見たら
牧場の規模がわかるほど、高所得者のシンボルでした。
1950年代になると、よりファッション性の高い物になり、
都会に住むセレブの間でも流行しました。
その様な歴史と、また有名なサドルメーカーが仕立てたヴィンテージの馬の鞍でも
カービング＆バスケット＆スタッズを見事に組み合わせたサドルを多く見かけます。
いわばカービング職人の真骨頂とも言える技術なのです。
現在ニッケルメッキされたスタッズ、真鍮製のスタッズは巷で良く見かけますが
銀製（スターリングシルバー製）のスタッズは殆ど見られないのが現状です。
一生モノをお仕立てしていく為には極上の銀製のスタッズがどうしても必要という事で
大和工房は半年にわたり動いてきました・・・
本当に小さなパーツを一つ一つ職人の手により磨き
お仕立てする事は本当に手間のかかる作業で、
コスト面でも追いつかず諦め掛けておりました・・・がしかし
なんとか詰めに詰めて大和工房にて銀製のスタッズを大和オリジナルで
お仕立て発表する事が出来ることとなりました！
どうしても銀製、ハンドメイドと言う事でコストはかかりますが
大和工房の作品が一生モノ、代々受けついて行くモノと言われる以上
“作品（レザー）はまだまだ使えるが付いているスタッズパーツが錆びてかっこわるい”・・・なんて
大和クォリティーでは絶対無いのです。
時と共にいぶし銀に染まったシルバースタッズを通して観るバスケットの美しさもまた格別だと思います。
大和工房にてサンプルを何パターンかご用意致します。
その流れを使用して頂くも、完全フルオーダーでお仕立てして頂くもお客様次第です。
レザーリング、レザーブレスレット、レザーウォレット等々何でもアレンジ出来ますので
是非生涯わたるスタッズラインもどうぞ宜しくお願い致します。
また一般的にブラック染めしたベルトにスタッズは
使い始めから確かにスタッズとの色の相性がいいとは思いますが
ブラック等染色したモノは色落ちやひび割れがどうしても出てきます。
銀製のスタッズは生涯残りますが、染色された作品は生涯残るとは言い切れません。
大和工房としてのお勧めは何と言っても天然色です。
アメ色ブラックに経年変化したレザー
(写真は数年ご愛用頂いておりますお客様の作品)
そして銀製スタッズは使い込んで頂き
独特のいぶし銀になります。
それはまさに見事だと思います。
また出来る事であればバスケットの上にスタッズを打ち込んでいきたいと思います。
数㎜の影を出す為に刻印を何千回と叩き込み命を宿したフラワーには
その上に穴を開けてスタッズを打ち込む事は出来ればしたくありません。
どうぞご了承下さいませ。
バスケットの模様も大和工房へ来て頂くかお問い合せ頂ければ現在２６種類の中より
選んで頂けます。また数ヶ月の内にバスケットの種類も続々増えていく予定です。
どうぞこちらもお楽しみにして下さい！
大切な人生を色濃く映し出す人生の鏡の様な作品達！
それは自然な仕立て方をした証として作品が朽ち果てるまで色あせる事は無いと思います！！！
どうぞ作品が誕生するまでもうしばらく楽しみにお待ち下さい！！！
